くりっく株365取り扱い証券会社全12社

CFD取引について

本ページでは、くりっく株365とCFD取引は、どのような関係性にあるのかについて、詳しく掘り下げて解説していきたいと思います。

結論から先に申し上げてしまいますと、くりっく株365は、CFD取引の中のひとつである、ということになります。しかし、それだけでは何のことやら分からないという方も多いことでしょう。より詳しく説明していきましょう。

ではまず、CFDとはそもそも何か、というお話から。これは英語の“Contract For Difference” が由来で、日本語では「差金決済」と訳されます。株や債券、為替、株価指数などを、現物のやり取りは行わず、差金決済という方法で取引される金融商品を全般的にCFDと呼ぶのです。

くりっく株365と、CFD取引、その関係はいかに?

CFDは大きく分けると、店頭CFDと取引所CFDがあり、くりっく株365は後者の取引所CFDのひとつになります。店頭CFDは、CFD取扱会社と直接取引を行う相対取引なのに対し、取引所CFDは、取引所に上場されたCFDを取り扱い業者を通じて取引するというものであり、くりっく株365では、取引するCFDが、株価指数である、ということになります。

もちろんCFDには株価指数だけでなく、他にも種類があります。主なものを紹介していきましょう。

株価指数CFD

株式投資のような個別銘柄ではなく、市場を代表する株式銘柄で構成される指数であり、日経225やNYダウが代表格になります。

株価指数先物CFD

日経225先物やTOPIX先物、NYダウ先物やナスダック先物などがあります。株価指数CFDとの違いは、「限月制」という、決済が行われるまでの期間が定められている点です。

株式CFD

日本株、米国株、英国株などのなかから、投資する個別銘柄株を選び、取引業者が提示する証拠金率にて行う取引になります。

債券先物CFD

日本国債先物や2年米国債など、国が発行する債券(国債)のCFD取引になります。通常の債権取引には満期日があるのに対し、CFDであれば満期日がありません。ただし、扱っている証券会社は限られます。

商品先物CFD

鉱工業材料や農産物などの商品の将来の価値をCFDで取引する方法になります。原油、金、銀などを筆頭に、小麦や大豆、とうもろこしなども知られます。ただし、どの商品を扱っているかは、証券会社によります。

商品現物CFD

原油や、金、銀、プラチナなどの商品現物に対して行われるCFD取引になります。従来ではこれらの商品現物への投資は、なかなかにハードルが高いものでしたが、CFD方式によって、その門戸は広がりつつあります。

くりっく株365と店頭CFDの違い

くりっく株365と店頭CFDの違いをもう少し具体的に説明します。

取引銘柄

店頭CFDの場合は、株価指数だけでなく、株式や債券、商品など多数あります。業者によっては数千もの銘柄を取り扱っている場合もあり、選択肢は幅広いと言えるでしょう。
一方、くりっく株365の取引銘柄は、株価指数の4銘柄のみです。

為替レートについて

原油先物や金先物などを扱う店頭CFDは、米国ドルで取引されることが多く、為替レートを考慮に入れなければなりません。どの通貨で取引されるのかは、取り扱う銘柄によって変わります。その点にもよく注意してください。

為替レートは一定しないため、店頭CFD取引にはつねに為替の変動リスクがつきまといます。FX取引などで為替の動きに精通している場合はともかく、為替についてあまり把握していない場合は、店頭CFD取引をするときに、為替も勉強してその動きをウォッチするようにしましょう。

一方、くりっく株365の場合は、為替レートの影響がありません。これは、常に1ドル100円で取引することが決まっているためです。くりっく株365は、その点チェックしなければいけない事項が少なく有利に取引ができます。

銘柄の数について

店頭CFDの取引銘柄数はCFD取扱証券会社によって違いがありますが、くりっく株365よりは多い傾向があります。例えば、DMM.com証券は7銘柄ですが、IG証券になると約11,000銘柄も取り扱いがあります。

くりっく株365は4銘柄と、店頭CFDの方が圧倒的に多いです。くりっく株365は主要株価を扱うため、少し意味合いが変わってきますが、いろいろと銘柄を選びたい方にとっては店頭CFDの方が魅力的でしょう。

手数料、金利について

続いて、手数料と金利について両者を比べてみましょう。手数料は店頭CFDが無料なのに対し、くりっく株365は約150円かかります。デイトレードなど何度もこまめに取引をしたい方は、店頭CFDの方がおすすめです。

続いて金利なのですが、以前は店頭CFDに比べて有利だったくりっく株365に、大きな変更が入りました。以前は金利で有利だったくりっく株365が、2017/12/18より買い建て玉で金利を支払わなければならなくなったのです。つまり、条件が店頭CFDと同じになってしまったため、金利面で有利だった点がなくなったことになります。

【参考】

スプレッドについて

店頭CFDに比べてくりっく株365の方が、スプレッドの幅が広い傾向にあります。スプレッドが広い取引は、より小さなレバレッジで大きなリターンを狙いに行く長期投資でなければ、このスプレッド差を埋めて利益を得ることが難しくなります。スプレッド幅が狭い方が、短期売買で利益を得られやすいため、短期投資なら店頭CFDが有利です。

レバレッジについて

レバレッジは、くりっく株365にとって魅力のひとつです。通常、くりっく株365では、レバレッジが20~30倍程度で取引されています。レバレッジを高いと、少ない証拠金で大きな利益が望めます。ただし、損失も大きくなるためハイリスクハイリターンであることには注意しなければなりません。

店頭CFDの場合は、市場によってそれぞれ差があります。株価指数を取り扱う場合ならレバレッジは10倍、商品先物はくりっく株365と近いレベルで20倍、外国株や海外ETFは5倍くらいです。ハイリスクハイリターンでも良いなら、くりっく株365や店頭CFDの商品先物取引を選びましょう。ただし、資金管理には気を付けて、思わぬ大損失とならないように注意してください。

今後レバレッジに関する変化がある可能性

現在、店頭FXに対し、レバレッジを現行の25倍から10倍に引き下げようという動きがあります。一方、くりっく株365にはその動きが見られません。店頭FXのレバレッジ上限が引き下げられれば、レバレッジを効かせられる金融商品として、くりっく株365の価値が増す可能性もあります。

【参考】

取引期間

店頭CFDの取引期間は、取扱業者によって異なります。くりっく株365の取引可能期間は指数の種類により異なり、各指数の休業日以外は毎日取引が可能です。

《日経225証拠金取引の休業日》

  • 土曜日
  • 日曜日
  • 1月1日(1月1日が日曜日の場合は1月2日)

《NYダウ証拠金取引の休業日》

  • 土曜日
  • 日曜日
  • 同指数を原資産とする先物市場(米国に所在するもの)の休場日

《NYダウ証拠金取引の休業日》

  • 土曜日
  • 日曜日
  • 同指数を原資産とする先物市場(米国に所在するもの)の休場日

《DAX®証拠金取引・FTSE100証拠金取引の休業日》

  • 土曜日
  • 日曜日
  • 取引対象となる株価指数を構成する銘柄が取引される取引所の休業日

取引時間

店頭CFDの取引時間も、取扱業者によって異なります。くりっく株365の取引可能時間は各指数、米国や欧州のサマータイム適用期間によって変動します。各指数の取引時間は以下の通りです。

《日経225証拠金取引・NYダウ証拠金取引の取引時間》

  • 午前8:30~翌6:00
  • 米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は午前8:30~翌5:00
    ※米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は3月第2日曜日~11月第1日曜日

《DAX®証拠金取引》

  • 午後4:00~翌6:00
  • 米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は午後4:00~翌5:00
  • 欧州および米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は午後3:00~翌5:00
    ※米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は3月第2日曜日~11月第1日曜日
    ※欧州サマータイム適用期間は3月最終日曜日~10月最終日曜日

《FTSE100証拠金取引》

  • 午後5:00~翌6:00
  • 米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は午後5:00~翌5:00
  • 欧州および米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は午後4:00~翌5:00
    ※米国ニューヨーク州サマータイム適用期間は3月第2日曜日~11月第1日曜日
    ※欧州サマータイム適用期間は3月最終日曜日~10月最終日曜日

取引価格

店頭CFDの場合、取引価格はCFDの取扱業者の示す価格です。一方くりっく株365の取引価格は、複数のマーケットメイカーが提示するレートの中でも、もっともスプレッドの差が小さい売買価格の組み合わせとなり、投資家には有利な取引価格を提供するようになっています。

ただし、レート提示にもリスクはあり、マーケットメイカーが1社だけとなる場合もあれば、一時的にレートがなくなる場合もあることは覚えておきましょう。

金利相当額

店頭CFDの金利相当額は、通常投資家が受け取る金利の場合は通常より低めに設定され、逆に投資家が支払う金利は高めに設定されています。一方、くりっく株365の場合は、転倒CFDのような差はつけておらず、投資家が受け取る金利も支払う金利も同じ額です。

ただし、くりっく株365の金利相当額は、すべての店頭CFDと比べて有利になっているというわけではありません。

一般投資家保護

店頭CFDでの取引では、一般投資家は保護されません。一方、くりっく株365の場合、一般投資家は投資者保護基金の保護対象に指定されています。補償金額は、一般投資家一人につき1,000万円までです。

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